医者から手術を宣告された男の実話

10万人に2人といわれる奇病の為、開腹手術が必要で、最悪の場合胃の全摘出もある、 と医者から宣告された男の実話

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12月9日の通院

今日は12月1日に撮影したCTスキャンの結果が判る日なので、不安と期待の複雑な気持ちで通院した。例によって血液検査をして待つこと1時間、診察室での長井医師の説明は「S薬服用後2週間が経ちましたが、血液の血小板数は完全に元に戻りました。貴方の血圧は160〜170と高いですが、製薬会社が纏めている治験の結果でも血圧が上がる例は多いものの、今まで脳内出血は皆無というので心配はないと思います。問題の腫瘍の状態ですが、専門医の判定では3箇所の腫瘍は全て10%以上縮小しており、新たな腫瘍もありません。これはS薬が貴方に効果があるということですので、これからも続けて服用することが大切です。」と云う。私はほぼ2クールのS薬の服用で腫瘍が10%に縮小したことは嬉しいが、単純計算では完治するまでに後18クールの服用が必要だとするとその苦しさも大変でショックだった。「腫瘍の大きさは約半分になっている。」ぐらいのことを云って欲しかったけれど、私に対する治療はただひとつしかないのだから、腫瘍が縮小していることで満足しなければならないと思うことにしよう。

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